テクニカル分析よりもファンダメンタルズ分析の方が難しいから語る人が少ない

投資には、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析があります。テクニカル分析は株価チャートを見て今後どのように値動きするのかを予測する方法です。一方のファンダメンタルズ分析は財務諸表などの企業情報から、その企業の価値を把握して投資する手法です。

書籍、インターネット上のサイトやブログでは、圧倒的にテクニカル分析について解説しているものが多いです。そして、ファンダメンタルズ分析についての情報は乏しいのが現状です。

テクニカル分析は誰でも簡単に理解できる

テクニカル分析は、株価チャートの動きだけを見て株式取引をするので、誰でも簡単に身につけれます。数日間株価が下がり続けている場合には売るとか、株価が上がり出したら買うとか、そういった内容なので難しいことはありません。

だから、世の中にはテクニカル分析の情報ばかりが氾濫しているのです。

難しい内容を理解して、それをわかりやすく解説することは非常に難しいことです。手間も時間もお金もかかります。だから、手っ取り早く簡単に理解できるテクニカル分析をもてはやす人が多くなるのは、どうしても仕方のないことだと言えます。

ファンダメンタルズ分析を覚えるのは時間がかかる

一方、ファンダメンタルズ分析を理解するのには、多くの時間が必要になります。数字もたくさん出てきますから、数学が苦手な方だと、内容を全く見ずに勉強するのを諦めるかもしれません。

しかし、ファンダメンタルズ分析の基本となる簿記の知識を得るのに高度な数学は必要ありません。小学生レベルの算数ができれば簿記を理解することは可能です。ただし、簿記3級レベルの知識であっても、テクニカル分析を覚えるよりも勉強をしなければなりません。

簿記3級の勉強をして、簿記に興味を持てれば会計学の勉強が楽しくなってきます。そうなると、簿記の勉強を通じて財務分析の知識も身についていくので、ファンダメンタルズ分析の基礎を無意識のうちにマスターできます。

インターネット上で、ファンダメンタルズ分析について語る人が少ないのは、簿記の知識がない人ばかりが株式取引の情報を発信しているということなのでしょう。