一極集中投資は危険

ある対象に絞って集中的に投資する手法で、大きく稼いでいる投資家がいます。

一極集中投資は、うまくいった時には利益が大きくなりますが、反面、失敗した時の損失が巨額になる危険もあります。だから、一極集中投資で儲けている投資家は、1回の失敗で大損害を被らないよう、一般的な投資家よりも、しっかりと投資対象について勉強しているはずです。

投資のプロでない一般投資家は分散投資を選択するべき

自分もしっかり勉強すれば、一極集中で大きく儲けれるに違いない。

誰もがそう思って、一極集中投資をしようとします。しかし、それでうまくいく人はほんの一握りです。多くの人は、大きな損失を被るだけです。

そもそも、会社員が平日の夜や休日にちょっと勉強した程度では、投資を専門にしているプロには敵いません。だから、勉強時間をしっかりと確保できない一般投資家は、一極集中投資をすべきではありません。

「一つのバスケットにすべての卵を盛るな」

という格言があります。

バスケットをひっくり返してしまうと、卵が全部割れてしまうからです。だから、たくさん卵を持っている場合は、別々のバスケットに入れて保管し、一つのバスケットをひっくり返しても、卵が全滅しないようにリスクを分散しておくべきなのです。

まとまった資金がないと分散投資できない

しかし、分散投資をしようと思うと、ある程度まとまった資金が必要になります。

5銘柄の株式に投資しようと考えていて、1銘柄が時価100万円で取引されていたら、500万円の資金を用意しなければなりません。だから、株式に分散投資をするなら、まずは、しっかりと貯金して投資資金を作っておくのが大切です。

分散投資は株式に限った話ではありません。定期預金でも、複数の銀行に分けて預ければ分散投資です。株式と定期預金を併用して資産運用する場合も分散投資です。

分散投資にはまとまった資金が必要ではありますが、個人向け国債、定期預金、定額貯金などは少額から始められます。そして、何より、国債や預金は安全性の高い投資対象なので、損することは滅多にありません。

一か八かの一極集中投資で大きく稼ぎたい方は、それを選べば良いでしょう。

でも、安全に資産運用したい方は、分散投資をすべきです。