資金力によって資産運用の成功率は変わる

資産運用で成功する人と失敗する人の違いは様々ありますが、資金力も資産運用の成功率に大きな影響を与えます。

たくさんの資金を持っている方が資産運用は成功しやすいです。反対に資金が少ないほど資産運用は成功しにくいです。

資金が多いほどリスクを取れる

今、1億円の資金があったとしましょう。1億円もあれば、株式、債券、不動産、外貨など様々な対象に投資できます。例えば、8千万円を安全な預貯金に入れておき、残りの2千万円をリスクのある開発途上国の国債に投資することもできます。

80%の資産を預貯金で運用していますから、開発途上国の国債の価値が大幅に下落したとしても、総資産の減少幅はそれほど大きくはならないでしょう。仮に開発途上国の国債の時価が半分になったとしても、総資産の減少は10%でしかありません。

資金が多いほど分散投資できる

資産運用は、一つの対象にだけ投資するのではなく、様々な対象に投資することでリスクを分散できます。株式、債券、不動産、外貨に万遍なく投資していれば、例え一部の不動産が値下がりしても、その他の資産の値上がりで損益を相殺可能です。

しかし、資金が少なければ分散投資はできません。10万円しか余裕資金がない状況では、株式、債券、不動産、外貨の中からどれかを選択して投資しなければならないでしょう。

分散投資が安全な資産形成に大切だとわかっていても、資金力に乏しければ分散投資をできません。したがって、分散投資をするためには、ある程度の資金力が必要です。

まずは資金を増やす

安全に資産形成をしようと思ったら、分散投資が必要です。そして、分散投資をするためにはある程度の資金力が必要です。

よく若いうちは投資でリスクを取れると言う人がいますが、若い時こそ、コツコツと資金を貯めておかなければなりません。少ない資金では、一極集中投資しかできないので、失敗した時に資産価値が大きく目減りする危険があります。

若いうちは預貯金でコツコツと資金を蓄え、余裕が出てきたときに本格的に資産運用をした方が安全です。

乏しい資金では分散投資はできません。まずは、分散投資できるだけの資金を貯めましょう。どれくらいの預貯金を貯めるべきかは人によって異なりますが、500万円から1,000万円程度は預貯金として残しておくのが無難です。