投資先に迷ったら預貯金で資産を持っておく

これから株式投資を始めよう、不動産投資を始めようと思ってみたけども、どこに投資したら良いのか、なかなか決められないことはあるものです。こういう時にとにかく早く投資を始めたいからと言って、株を買ったりマンションを買ったりすると、後で痛い目にあうことがあります。

我慢することも大切

投資に興味を持つと、今日からでも株を買いたくなりますが、何の知識もない状態では誰かに勧められた銘柄を買うくらいしか、投資先を判断する材料はありません。

株式投資を始めるのであれば、会計学の基礎的な知識は持っておくべきです。まだ会計学の基礎が身についていないのであれば、勉強が終わるまで投資のことはいったん忘れましょう。

投資でもギャンブルでも同じですが、逸る気持ちを抑えられないと冷静な判断ができなくなり、損失を拡大してしまう危険があります。急いては、何事もうまくいかないものです。

とりあえず預貯金で

有望な投資先が見つからないとか、投資の基礎知識がまだ身についていない場合にとりあえず投資を見送る際は、資金を銀行に預けておけば良いでしょう。

預貯金は低金利だから損だと言われますが、滅多に減るものではありません。それに投資の準備期間に一時的に資金を預けておくだけなのですから、その間の利息は、そんなに意識しなくても構いません。

初めは投資に興味を持っていたけど、株のことを勉強してるうちに以前ほど興味を持てなくなるということもあります。そんな時は、慌てて株式投資をしなくて良かったと思うものです。

また、投資先は株式や不動産だけではありません。自分の仕事に役立つ資格を取得することも一種の資産形成です。資金を自分に投資するわけですね。

なんだかんだ言っても、すぐに使える預貯金は優れた資産です。万が一の支出に備えるためにも、預貯金での資産形成もしておいた方が無難です。