FXに技術は必要か?

為替相場が将来どのように動くのかを当てる外国為替証拠金取引、通称FXで利益を出すためには、それなりの技術を身につけなければならないと主張する人がいます。それが事実であれば、技術を磨けば磨くほど、FXでの利益が増えていくはずです。

FXで儲けるためには技術が必要だと考えている人たちは、FXの技術を磨くために経験を積まなければならないと言います。

経験を積んで技術が身につくのか?

野球でもサッカーでも、多くのスポーツの場合、練習をして試合に出れば上手になっていきます。個人差はありますが、経験と実力は比例しやすいでしょう。勉強に関しても同じことが言えます。テキストを読んで、練習問題を解いているうちに数学でも英語でも国語でも理解が進みます。

スポーツや勉強は経験を積めば実力が付いてくることは誰もが理解できています。

しかし、FXもスポーツや勉強と同じように経験を積めば技術が身につき儲かるようになるとは言えません。何年もFXをやっている人が借金をしたという例はいくつもありますから、FXの世界では経験と技術が比例しないと、普通に考えればわかるでしょう。

どれだけ運が良いかで損益が決まる

FXでの儲けは、トレーダーがどれだけ運が良いかにかかっています。運が良いトレーダーは儲かりますが、運が悪いトレーダーは損します。

ただ、それだけのことですが、運よくFXで儲かっている人は実力だと言い張ります。

為替相場には、多くの人々の利害がからんでいます。1985年のプラザ合意をみればわかるように為替相場を自国に有利にしようという大きな力が働けば、個人投資家がどんなにあがいても、何もできません。

そのようなことが、ある時降ってわくのですから、為替の世界で個人投資家が実力で勝ち続けることは極めて難しいです。運がなければ、想定外の事態が発生した時に破産してしまうことだってあります。

FXだけをやっていて技術を磨けることはありません。