デイトレードでの成功は多数決で多数派になっただけ

初心者でもデイトレードで勝てる方法を追い求めている個人投資家が少なくありません。デイトレードで成功している個人投資家がいる以上、必勝法なるものが存在していると思っているのだと思います。

デイトレードで成功するコツは、自分が多数決で常に多数派になることです。

大多数の投資家に合わせる

株価は買い注文が入れば上がりますし、売り注文が入れば下がります。だから多くの買い注文が入りそうなタイミングで株式を取得し、多くの売り注文が入りそうなタイミングで株式を売れば損することはありません。

要は大多数の投資家と同じ行動をとるだけです。ただし、買う時も売る時も他の投資家よりも一足早くなければなりません。

では、デイトレードで稼ぐためにはどうすれば良いのでしょうか?

答えは簡単です。自分が大多数の投資家と同じ行動をすれば良いのです。株価チャートを見て、株価が上がる法則や下がる法則に当てはまりそうなタイミングを見つけて買い注文を出したり売り注文を出したりすれば、デイトレードで稼げます。

株価チャートを追うのはやめよう

しかし、デイトレードで成功している人は1割程度しかいないと言われています。

株価チャートを見て、法則に従って取引をすれば儲かるはずなのに9割の投資家が損をしているのです。それは、損してる投資家が株価チャートの読み方を勉強してないからでしょうか?そんなことはないでしょう。デイトレードを始める人は、株価チャートの見方ばかりを勉強しています。

それなのに9割の投資家がデイトレードで損をしているのなら、デイトレードは運以外に成功する方法はないと考えるべきです。1割のデイトレードで成功している投資家は、他の投資家とどこか思考が異なっているのでしょう。

現在、誰もが知っている上場会社の株式は、上場して間もない時期よりもほとんどの銘柄で値上がりしています。これは、株式投資の場合、長期保有すれば運用益が出る可能性が高いことを意味しているのです。

パソコンで株価チャートを見て、姿の見えない多くの投資家の心理を読むよりも、長期保有で運用益を出す方がずっと簡単です。