デイトレードで小さく負けて大きく勝つ方法はない

日々、何度も株式取引を行って利ザヤを稼ぐデイトレードでは、1日にそれほど株価が動かないので、得られる売買益は多くありません。それでも、デイトレーダーの中には1日の株式取引で大勝ちしている人が少なからずいます。

一体、どうすれば、デイトレードで大勝ちできるのでしょうか?

投資額を増やせば利益は大きくなる

どのような投資でも共通していますが、投資額が大きければ大きいほど成功した時に得られる利益も大きくなります。同じ1%の利益でも、投下資本が100万円と1,000万円の場合を比較すると、前者は1万円の利益、後者は10万円の利益です。

したがって、デイトレードの場合も、ここぞという時に投資額を増やして利益を確定させれば、たった1日で大きな利益を手にすることができます。

デイトレードの必勝法が紹介されている雑誌やウェブサイトでは、このようなデイトレード手法が紹介されています。しかし、そもそも、ここぞという時がいつなのかがわからなければデイトレードで大きく儲けることなんてできません。そして、このような情報を発信しているメディアでは、ここぞという時の情報までは教えてくれません。

一気に投下資本を増やすのはギャンブル

ここぞという時が、いつなのかわからない以上、ある瞬間に投下資本を一気に増やすのはギャンブルでしかありません。これまでの10倍の資本を投下すれば、儲けが10倍になる可能性がありますが、損失も今までの10倍になる危険だってあります。

しかも、デイトレードは、株価チャートの動きだけを見て株式取引をしているのですから、何の根拠もなく大金をギャンブルにつぎ込んでいるのと同じです。

そもそも、株式投資は、その株式を発行している企業の所有者になることです。家や車を買うのと同じだと言っても良いでしょう。家も車も右から左に流して利ザヤを得るために買わないのと同じように株式も短期間に売却することを目的に取得するものではありません。

株式は、財務諸表を見て長期間保有する価値があるのかどうかを分析して取得するものです。

どんな大企業でも、わずか1日で大きな利益を上げることはできません。それなのにデイトレードでは1日で大きな利益を得られると思うのはおかしなことです。

デイトレードで小さく負けて大きく勝っているのは運が良い人だけです。多くの人が小さく負け続けて、ここぞという時に大きく投資して損失を膨らませているのです。